大阪商工信金社会貢献賞 第1回

第1回「大阪商工信金社会福祉賞」受賞団体
※団体名等は、受賞当時のものです。

社会福祉法人 大阪児童福祉事業協会 アフターケア事業部

児童養護施設等の生活を経験した子ども達が施設を卒園後社会で自立生活をしていくことが出来るように出身の施設や関係機関、団体と連携して種々の援助事業を行う。児童虐待等に対する関心が社会的に高まりつつあり、その後の子ども達への支援拡大の必要が再確認されつつある現在、社会的存在意義は大きく活動に対し高い評価が与えられる。

社会福祉法人 素王会 アトリエインカーブ

芸術分野に特化した「知的障がい者通所授産施設」で知的ハンディのある22名が絵画・版画・陶芸・木工・金工等のプロを目指した活動に取組む。

知的障がい者自身の自力による自立の可能性を模索する活動で、他の障がい者に希望と光を与える夢ある活動としての象徴となる可能性がある。

特定非営利活動法人 おおさか行動する障害者応援センター

「ともに生きよう」「ともに街へ出よう」のスローガンのもと、障がい者と応援者(介助者)がそれぞれの立場の違いを認識し合い、人間同士として「お互いに応援し合う」関係を作り出す事を活動目的としている。

障がい者自身による障がい者の支援組織で、自立を目指した人間としてのプライドを確立させようとする活動は今後の障がい者活動の在るべき姿を示すチャートとなる可能性が高く、評価される。

特定非営利活動法人 高齢者外出介助の会

高齢者で一人歩きが不安な人、病弱な人、軽い認知症があり同行を必要とする人等が安心して外出出来るようボランティアが援助するシステム。社会の中で全ての人々が生活できるようベースの部分を地道にカバーしようとするこの活動は重要な意味をもつと思われ、地域での生活面における共同互助の機能活性化の「起爆剤」となり得る活動への評価は高い。

Freedom

薬物依存症の人々のリハビリ支援及び関連家族の精神的支援、連帯強化を行う。この分野は社会的には特殊性があり、経験及び薬物、医学、法律等の知識が必要とされる為ボランティアを養成しにくい状況にあるが、現在次世代を担う若者の薬物問題は大きな社会問題となりつつあり避けては通れない状況にある。

この分野に光をあて、薬物依存者の矯正に注力する組織の必要性は社会の複雑化に伴い益々重要度を増してきており、社会的存在度は高いといえる。

これまでの受賞団体

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