大阪商工信金社会貢献賞 第6回

第6回「大阪商工信金社会福祉賞」について

第6回には17団体のご応募をいただき、審査員の厳選なる審査により、下記7団体が受賞団体として選ばれました。

尚、当金庫の役職員、OB・OGによる募金活動「商工さくら基金」より「さくら賞」を設け、応募団体の中から職員の審査により第3回「さくら賞」受賞団体を選定いたしました。

受賞団体

1部 団体の部

「社会福祉賞」

視覚障害者支援の会 クローバー

視覚障がい者が、人間として豊かな人生を過ごす為趣味やレジャーを楽しみ、いつでも行きたいところに自由に行けるように外出介助のボランティアをコーディネートする。17年間に亘り宿泊、早朝、深夜を問わずどんな依頼にも幅広いボランティアで応じてきた実績から当会の活動は口コミで広がり、支援件数は年間500件以上に及ぶ。視覚障がい者にとって有為の団体であり、今後全国に外出介助ボランティアを増やすことで近隣圏外のより多くの方に支援の提供が期待できる。

特定非営利活動法人介護保険市民オンブズマン機構大阪

認知症や重度の要介護状態で意思疎通が難しい高齢者が「自分らしさ」を失わずに施設で暮らせるよう市民オンブズマン活動により施設介護の質向上を図る。一般市民がオンブズマンとして入居者の要望を聴き取ったり、介護の様子を観察したりすることを通して、気づいた点を施設に伝え、施設生活改善に努める。

「告発型ではなく橋渡し役」をコンセプトに、市民自らが関心を持ち、活動に参画することで、高齢化社会が益々進む日本において、市民目線での施設介護の底上げに繋がる活動である。

特定非営利活動法人 チャイルド・ケモ・ハウス

小児がんになった子どもたちが笑顔で家族と共に治療を進めることができる環境作りを目指し活動を行う。長年の活動の成果として、小児がんの子どもと家族の気持ちに寄り添い、自分の家のような環境で治療が受けられる日本で初めての小児がん専門施設「(通称)夢の病院」の建設が実現し2013年オープンする計画を推進中。小児がんと闘う子どもと家族のささやかな幸せを守るこの施設がモデルとなり、今後全国に展開することが大きく期待される。

「奨励賞」

特定非営利活動法人 広報写真ボランティア

高い撮影技術と被写体の活動内容に対する理解力を持つボランティアが行政やNPO等による市民活動を写真におさめ、組織やイベントの意義や内容を写真を通じて視覚的に広く世の中に広報する役割を担う。

人員面、資金面で広報に苦労しがちなNPO等の団体は、当法人の長年の実績と経験による広報支援により、活動の幅の拡大と実績の広報能力が飛躍的に増大することとなり、諸団体の地道な活動の側面支援に大きく貢献する活動である。

豊中市安心生活創造事業 ひとり暮らし応援事業者ネットワーク

豊中市社会福祉協議会が中心となり、地域のひとり暮らしの高齢者を生活関連事業者が日々の事業を通して“まちぐるみで見守る”ネットワークを構築する。22事業所、約500店舗のネットワークと、顧客の異変に気づいた際の連絡通報システムの確立により高齢者の尊い命が救われるとともに、安心して暮らせる街作りを目指す。ひとり暮らし高齢者等の孤独死が深刻な問題となっている中、地域主導の有効な“見守り支援”であり、全国の社会福祉協議会を中心に各地で実施されることを期待する。

2部 プロジェクトの部

「奨励賞」

特定非営利活動法人 Japan Hair Donation & Charity

抗がん剤治療等で頭髪を失った子どもたちに、フルオーダーの人毛ウィッグを無償で提供するプロジェクト。子ども用の人毛ウィッグは、もともと流通量も少なく高額なため、成長とともに買い換えるのが困難な現状をかんがみ、人毛の寄付を募ることで無償での提供を実現し、ひとりでも多くの子どもたちが積極的に社会復帰できるよう支援する。このプロジェクトが治療の延長線上にあり、退院時には心のケアを含む容姿の問題にもケアの手が差しのべられる社会、文化を目指し活動する。

有限会社 officeぱれっと

長年、幼稚園に行く前の公的支援から漏れた子どもたちの支援として在宅の3歳児以下の子どもと親を対象に独自の子育て支援事業「ようちえんごっこ・プチぱれっと」を展開する。今回周辺市を始め各地にノウハウを移転するプロジェクトにより広域の子育て家庭や地域活性化に貢献する。在宅3歳児以下の家庭は全体の7割と言われており、子どもだけでなく育児の問題で孤立しがちな母親の居場所づくり、仲間づくりの場としてニーズが高い。今後多機能型小規模子育て支援と地域コミュニティ支援の拠点の確保を目指す。

第3回「さくら賞」

NPO法人ニッポンバラタナゴ高安研究会

絶滅危惧種1A類のニッポンバラタナゴを保護することを目的に、失われつつある里地里山の水環境を保全し、伝統的な農業用水管理技術である“ドビ流し”(池干し)を継続することで生物多様性の維持に努める。子どもから大人まで幅広く巻き込みながら、絶滅危惧種のニッポンバラタナゴを次世代に継承するとともに、ヒトの営みと生物多様性が共生できる生活システムを提供する活動は、過去から守り継がれてきた文化・自然遺産を未来に残す活動である。

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