
皆さまには、平素より大阪商工信用金庫に格別のご愛顧をいただき、誠にありがとうございます。
2025年度における我が国経済は、年間訪日外国人数が過去最高を更新し、個人消費は増加基調を維持しました。また、省力化・人工知能(AI)関連投資等の設備投資増加を背景に景気は緩やかな回復局面にあります。一方で、実質賃金はマイナストレンドが続き、米国の関税措置や中東をはじめとする地政学リスクの高まりにより、先行きの不確実性が残りました。
このような環境下、当金庫は、事業性融資の積極的な推進により地域の資金需要にお応えするとともに、人材不足や脱炭素化、販路拡大等の様々な課題に対して「大阪商工ファインダーサービス」の提携先を随時更新し、融資にとどまらないサポート体制を構築しております。引き続き、「課題解決型金融機関」として、地域のお客さまの価値向上に向けて共生共助、共存共栄に邁進してまいりたいと思っております。
以上のような方針のもと、全役職員が業務に精励してまいりました結果、当期末の預金残高は754,287百万円と前期末比15,633百万円(2.1%)、貸出金残高は538,706百万円と同17,803百万円(3.4%)増加いたしました。また収益面におきましても、本業の収益であるコア業務純益は5,827百万円と前期比29百万円増加となりました。株式等売却損益2,316百万円を計上したほか、金利リスクコントロールを目的に債券の売却も行い最終の当期純利益は4,376百万円と前期比436百万円の増加となりました。
なお、自己資本比率については、11.62%となりました。
2026年度の日本経済は、中東情勢の影響により原油価格や海上輸送等が不安定化しており、国内経営環境への影響が懸念されます。当金庫におきましては、こうした環境変化を踏まえ、お客さまの経営課題に対し適時適切な課題解決を図り、お客さまの価値向上に努めてまいります。
皆さま方におかれましては、何卒倍旧のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。
2026年6月