ごあいさつ

会長 片桐 陽 理事長 多賀 隆一

令和元年度の業務報告にあたりまして一言ご挨拶申し上げます。

令和元年度における我が国経済は、海外経済の減速などから生産や輸出の一部に弱さが見られるものの、雇用・所得環境の改善が続くなか、緩やかに回復を続けておりました。しかしながら、年度終盤にかけて、消費税率の引き上げに伴う消費マインドの冷え込みやインバウンド需要の減少が進むなか、新型コロナウイルスの感染拡大により日本全体に未曾有の大激震が走っております。経済活動は大幅に縮小しており再開の目途はたっておらず、先行きの不透明感が増しております。

このような環境のなか、当金庫はお客様のニーズへの対応力を高めるべく、生産性の向上に取り組んでまいりました。店頭タブレット端末、WEB会議システム導入など業務の効率化を行い、お客様との接点を増加させ、今まで以上に「課題解決型金融機関」として高い付加価値を提案できるよう、共生共助、共存共栄に邁進してまいります。特に新型コロナウイルスの影響でお困りのお客様に対し、共に解決策を考え迅速な対応を心掛けたいと思っております。

以上のような方針のもと、全役職員が業務に精励してまいりました結果、当期末の預金残高は638,013百万円と前期末比21,954百万円(3.5%)、貸出金残高は415,830百万円と同12,012百万円(2.9%)増加いたしました。また収益面におきましても、本業の収益である業務純益は4,002百万円と前期末比334百万円増加となりました。株式等売却益335百万円を計上した一方、貸倒引当金の積み増しを行い、結果、当期純利益は1,102百万円となりました。なお、自己資本比率については、8.92%となり前期比▲0.05%の微減となりました。

令和2年度は、日本全体が国難ともいうべき状況下におかれると思われます。この様な時こそ、皆様の真にお役にたつ信用金庫となるために、役職員一人ひとりがお客様に寄り添い、コンサルティング能力の研鑚に努め、地域金融機関の使命を果たしてまいります。

皆様方におかれましては、何卒倍旧のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

令和2年7月