ごあいさつ

会長 片桐 陽 理事長 多賀 隆一

令和2年度の業務報告にあたりまして一言ご挨拶申し上げます。

令和2年度における我が国経済は新型コロナウイルス感染症の感染拡大により一進一退の一年となりました。デジタル関連投資を中心とした外需の増加による製造業の回復や政府の経済対策の効果に支えられ、持ち直しの兆しが見られた一方、旅行業・飲食業などの対面サービス業では厳しい状況が続いており、先行きは依然として不透明であります。

このような環境の中、当金庫はお客さまの資金繰り支援に注力してまいりました。またM&Aや事業承継をサポートする「承継支援課」の新設や、デジタル化の推進、サイバーセキュリティ強化など、今後の業務運営体制を支える基盤整備を進めることで、「課題解決型金融機関」として、地域のお客さまの価値向上に向けて共生共助、共存共栄に邁進してまいりたいと思っております。

以上のような方針のもと、全役職員が業務に精励してまいりました結果、当期末の預金残高は683,571百万円と前期末比45,558百万円(7.1%)、貸出金残高は450,092百万円と同34,261百万円(8.2%)増加いたしました。また収益面におきましても、本業の収益である業務純益は4,352百万円と前期末比349百万円増加となりました。株式等売却益1,008百万円を計上した一方、1,336百万円の貸出金償却を行った結果、当期純利益は2,119百万円となりました。なお、自己資本比率については、9.74%となり前期比0.82%と大幅に改善いたしました。

令和3年度は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が開始されますが、経済活動の正常化には時間を要すると思われます。当金庫におきましては、大阪経済回復の一助となるべく、役職員一人ひとりがより一層の研鑽を積み、お客様に寄り添った業務運営に努めてまいります。

皆様方におかれましては、何卒倍旧のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

令和3年7月