大阪商工信金社会貢献賞

  

第17回「大阪商工信金社会貢献賞」について

審査員の厳選なる審査により、下記4団体が受賞団体として選ばれました。

なお、当金庫の役職員、OB・OGによる募金活動「商工さくら基金」より「さくら賞」を設け、応募団体の中から職員の審査により第14回「さくら賞」受賞団体を1団体選定いたしました。

1部 地域貢献の部

特定非営利活動法人IKUNO・多文化ふらっと

多文化と子どもの貧困化が進む生野区において、教科・日本語学習支援や体験活動支援、子ども食堂運営等に力を入れている。閉校を活用した「いくのコーライブズパーク事業」は、大阪初となるNPOと企業が共同事業体として長期間にわたる多文化共生まちづくりであり、全国的なモデル事業となり得る点からも高く評価される。

特定非営利活動法人ダウン症ファミリー総合支援めばえ21

ダウン症児・者とその家族の総合支援を行っている。NPO運営としては日本で初めてのダウン症児専門デイサービスを立ち上げ、出生前の相談、0~18歳を対象に十数種類の教室を開講している。啓発イベントや学習会も行い、現在は18歳以降の青年期支援を課題とし社会人に向けての「学びの場」の立ち上げ準備中であり、今後の活動も期待できる。

NPO法人やんちゃまファミリーwith

やんちゃま版ネウボラや赤ちゃんから高齢者、皆が安心して暮らすことができるまちづくりとして松原市で30年以上活動を続けている団体であり、目の前の困りごとに真摯に向き合うことで、活動の幅を広げている。産学官民連携を実現した子育てしやすいまちづくりは、府内の模範となっており、今後も、先進的な範となることが期待できる。

2部 ソーシャルビジネスの部

特定非営利活動法人チュラキューブ

高齢化が進み、空室や孤食問題を抱える地域の一室に、企業より出向した障がい者が食堂を運営する「杉本町みんな食堂」では、安価でおいしい料理を提供している。様々な社会課題を組み合わせることで、新たな課題解決に繋げた同ソーシャルビジネスは、全国的なモデルとなり得る点からも高く評価される。

第14回「さくら賞」

特定非営利活動法人ふうせんの会

全国でいち早くヤングケアラー支援に特化し活動している当団体は、ピアサポートに力を入れている。また、当事者の声を広く伝えるためスクールソーシャルワーカーや学校関係者、福祉関係者向け講演会等を積極的に行い、周りの大人が気付ける環境づくりに尽力している点も高く評価される。

これまでの受賞団体

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