Talk 02
上司 × 部下対談

地域社会の発展に貢献しながら、
自由闊達な組織風土を育む。

  • 支店長入野 仁

    1995年入庫

  • 太田 圭祐

    業務課営業推進チーム
    2013年入庫

お互いの印象は?

入野支店長は、ものすごくバイタリティがあります。支店長って、机の前に座って書類に目を通したり、部下に指示を出したりするのが一般的なイメージだと思うのですが、入野支店長はいつも外出されていて、お客様の会社を訪問されています。
私はずっと営業畑を歩いてきたし、「店の中に閉じこもっとっても、お客様の役には立てへんやろ?」という考え方です。一日平均5社。仕事の話というよりは、ほとんど世間話をしに行っていますよ。ご家族のこと、お子様のこと、ご趣味やお身体のことなんかも。でも、それによってお客様との距離がぐっと近くなって、商談にもつながりやすい。お客様のお困りごとに寄り添うというか、お客様の中にある小さな棘を抜いていくような作業ですね。
なるほど。法人相手の営業でも、やっぱり「人対人」なんですね。僕自身は当初、当たって砕けろ的なところがありました。門前払いが当たり前の世界ですから、何度も断られて凹みつつ、それでも挫けずお客様のところを訪問してまわりました。一日で40社ほどまわったときは、さすがにフラフラになりましたが…(笑)
太田くんの印象は、一言でいうと「がむしゃら」ですね。真っ赤な顔をして、もう倒れるんじゃないかっていう状態で訪問先から帰ってくる姿を見ると、私も机の前でふんぞり返っている場合じゃないなと。やっぱり刺激になりますよ。

あのときは支店長に、「たまにはサボることも大事やで」と教えられましたね(笑)

仕事のやりがいは?

僕の仕事は、新規の法人顧客に対して事業融資を提案する営業です。初めて訪問するお客様ばかりなので、100社まわってすべて断られることもざらにあります。そんな中でお客様のニーズを掘り起こし、大阪商工信用金庫としての価値を感じてもらう。結果、融資取引につながって、お客様に「太田さん、ありがとう」と感謝されるのが、定番ですが一番のやりがいですね。
私は、そんなふうに一生懸命仕事に打ち込む部下の姿を見ることが、やりがいかもしれません。失敗しても成功しても、そこから学んで、また成長して。成長すれば、さらに難しい課題に挑戦する。そのサポートをするのが私の役目だと思っています。
もちろん営業店としての予算は存在しますが、支店長から怒られることはほとんどありません。本筋さえ外さなければ自分で考えて行動を決めたらいい、という方針なんです。支店長も営業の第一線で仕事をされているので、気持ちをわかってもらえている安心感はやっぱりありますね。
自分をマネジメントすることが一番の仕事だと、私は思っています。メンバーが自主的に起こす行動については信頼しているので、いつ、どの会社に訪問するか、私がとやかく言うことはまずありません。ただ、個別案件の相談には乗りますし、必要があれば同行することもありますよ。

今後の目標は?

お客様に喜んでいただく、この仕事の醍醐味をもっともっと味わいたいので、できる限り営業職を続けていくつもりです。年次が上がるにつれて後輩を指導する立場にもなりますし、周りから信頼される人間に成長しなければ、と思っています。
私は、自分自身や自分の家族に誇れる仕事をすることです。退職するときに、心から良かったなと思えるようにしたいですね。また、大阪商工信用金庫としての目標は、ずっと変わらず「地域社会の発展への貢献」です。お客様に愛され、感謝され、認められること。その輪を広げることで地域は活性化しますし、それは地域で活動する私たちにも還ってくるものだと思っています。
「地域社会の発展への貢献」という基本理念に共感してさえいれば、あとは自分の好きなようにやったらいい、というのがうちの特徴でもありますよね。みんな同じ方向を向いて、同じ意志を持って働いているので、そこの部分さえ握りあえていれば、自由で、溶け込みやすい風土なんじゃないかと感じます。
職員の考えや発想を役員、理事の方はちゃんと汲み取ってくれますし、うちは否定されることが非常に少ない組織です。私自身支店長という立場で、みんなの意見にしっかり耳を傾けて、それぞれの良い部分を見つけ、悪い部分を補うことができればいいなと思っています。

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