Talk 03
夫婦対談

職員にも家族にもやさしい。
魅力ある組織にするための働き方改革。

  • 大畑 仁使

    業務推進部
    2001年入庫

  • 大畑 衣公子

    預金課
    2002年入庫

オンとオフの切り替えは?

妻とは、僕が3年目、彼女が2年目のときに同じ営業店に配属され、そこで出会いました。人数の少ない営業店だったので、自然と接点が増え、そのうちふたりで会うようになって…という感じですね。
付き合っているときもそうでしたけど、結婚してからも、ふたりで仕事の話は結構しています。そういう意味で、オンとオフの切り替えは明確ではないかもしれませんね。まったくストレスには感じていませんけど。夫の営業店で行っている取り組みを聞いて、それを自分の営業店で実践してみたこともありました。
同じことをやっているようで、実は地域によって特色があるんですよ。だからお互い参考になることは多いと思います。業務内容を外で話すのはマズイですが、家庭内なら問題ないので、いろいろ情報共有しています。まあ、たまには愚痴を言ったりするときもありますけどね。それも含めてこういう関係性で良かったなと思っています。
子どもができてからは、子どもが熱を出すと、夫のほうが休んでくれることもあります。私としては仕事で周囲に迷惑をかけたくないので、家事と育児は適度に手を抜いています。夫は仕事や会社に対する理解がありますから、やっぱり助かりますよね。(笑)

育児休暇について

もともと私は寿退社するつもりでいました。仕事と家庭の両立なんて私には絶対無理、と思っていたんですよね。でも、時代のニーズに合わせて「女性の働きやすい職場環境づくり」が考えられるようになり、会社の制度もだんだん整備されていったんです。だったらやれるところまでとことんやってみよう、と。私たちには子どもが2人いますが、実際、1人目よりも2人目のときのほうが育児休暇の条件や制度内容は良くなっていましたね。
男性職員も育児休暇が取れます。ちょうど2人目の子どもが生まれるタイミングで、そういう制度に変わったんです。後輩がモデルケース的に利用していて、とても良い経験になったと聞きました。一日中つきっきりで育児をするなんて、男にしてみれば未知の世界ですからね。会社のバックアップ体制も整っているので、安心して休むことができたようです。
正直言うと、1人目の出産のときはかなり大変だったんです。フルタイムでの復帰だったし、育休のブランクがあるぶん、法改正など新たに覚えないといけない事柄も多い。仕事も家庭も慣れないことの連続で、げっそり痩せました。何度も「退職」の二文字が頭をよぎりましたね。でも、私が第一号に近い育休取得者ということで、会社もいろいろ悩みを聞いてくれて、改善策を提示してくれました。それが2人目の出産のときに活きていましたし、今は本当に辞めなくて良かったと思っています。

福利厚生について

朝・夕方と30分単位で合計最大2時間とれる時短制度はありがたいですね。子どもの送り迎えは、共働き夫婦にとって切実な問題ですから。その制度が小学校3年生まで利用できるので、かなり手厚いと思います。
会社全体として、「お父さんも積極的に育児参加しましょう」という動きになっています。子どもが熱を出したときなんかも、看護休暇が取りやすくなりました。看護休暇は特別休暇扱いで子ども1人あたり年5日まで取得できて、有給休暇とは別で付与されます。他の会社の人に言うと、結構びっくりされますね。
あとは、家族参観日もあります。子ども向けにお金の話をしたり、お札の数え方を教えたり、おもしろいところでは1億円の札束を背負って写真撮影をしたり。親が働いているところを間近で見ると、子どもも家でお手伝いしようかなってなりますよね。
チャリティフェスなんかも開催していて、金融機関なので堅そうに見えると思いますが、実はフレンドリー。人をとても大事にする会社だと思います。

1人目出産後に復帰したとき、あまりに辛くて上司に弱音を吐くと、こんな風に言われました。「これから結婚や出産をしても仕事を続けたいと願う女性が増えてくるのに、しんどい顔をして働いている先輩職員を見たら、みんな辞めたくなってしまう。会社としても最大限の努力をする。だから、結婚して子どもができてもキャリアを積めて、仕事と家庭の両立ができるということを、大畑さんが示してあげてほしい」。おかげさまで今は楽しく働かせてもらっていますし、少しでもロールモデル的な存在になれればいいなと思いながら頑張っています。

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